以外と知られていないが、学校で使用する教科書は一般書店では流通していない。
買おうと思って本屋をいくつかハシゴしたがどこにもなかった。
販売されているのは学校で使用される教科書のガイド本だ。
なぜ中学校の英語の教科書がほしいのか
中学校で習う英語は英語の基礎が学べる。
中学校で習う単語と基礎文法だけで日常会話のほとんどがまかなえる。
など、中学英語は根強い人気だ。
中学英語系の本もたくさん出版されておりその人気が伺える。
中学英語を復習する系の本では駄目なのか?
同時通訳の神様と知られた國弘正雄氏が、その著書「英語の学びかた」という本の中でいっている。
中学、高校の教科書の英文は、必須(ひっす)事項が網羅(もうら)されており、只管朗読(しかんろうどく)において最高の教材である。英文を覚えてしまうくらいまで繰り返し音読すべし!
※只管朗読とは、意味の分かった英文を、ひたすら音読すること。
重要な「型」を含む英文を只管朗読し、体にすり込めば、瞬時にパーツを組み替え、「活用自在」の能力が身につく!
しかし國弘さんが著書でいっているが、昔の中学校の英語の教科書は文語体だったが、最近のは口語体になっているのであまりよくないとか。
購入方法
それでもほしいならこちらのサイトから、お住まいにお近くの取次店を探して問い合わせてください。
在庫がなければ取り寄せとなります。
一般社団法人 全国教科書供給協会
補足
著者が英語を勉強していた時と今では時代が違う。
著者が勉強していた時代は英語の教材自体が少なかったと思われ、現在は英語の勉強本はいくらでも優秀なものがあります。
一番のネックは中学校の教科書だと音源がないことです。
本屋に売っている中学校の教科書ガイド本だと、ガイド本なだけに中学校の英語の教科書の内容が掲載されてはいる。
別売りになるがCDも売っている。
とはいえ、各2000円以上するので両方購入すると結構な値段になる。
まとめ
そもそも中学校の英語の教科書がほしいのは英語の勉强に有効だからだ。
なぜ有効なのかは冒頭でも書いたが、中学校で習う英単語、基本文法で日常会話の殆どがまかなえるから。
まったく同じ文章じゃないと駄目というわけではない。
中学校で習う英単語や文法が使われているなら、文章内容が違っていてもいいわけで、なにも中学校の英語の教科書にこだわる必要性はない。
とすれば同じように、中学校で習う単語や文法を使った英語の勉強本であれば、本屋に行けばすぐ手に入る。
結論
大人がわざわざ中学校で使われている英語の教科書で勉強する必要はない。
おすすめの中学英語が勉強できる本
上は記事中で紹介した國弘正雄氏の著書
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どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
(※Kindle版はCDなしバージョンです)