借金の利息を小さくしてなるべく早く返済する方法を考えてみた

マネー

ひと言で言うと借り換える手法となります。でもおまとめローンとかではないです。おまとめローンは審査があります。審査に通るのであれば、おまとめローンに借り換える方がお得です。この方法は審査もなく誰でも可能な方法です。

一般的な利息軽減方法

  1. グレーゾーン金利で10年以上借金返済していた場合は過払い金が戻る可能性がある。たいてい無料相談とかやっているので弁護士か司法書士に相談するといい。
  2. 借金の額が大きいなら自己破産する。
  3. 自己破産するほどでもないなら借金おまとめローンに乗り換える。審査があるが通れば複数の借金を一つにまとめれて利息も安くなる。
  4. 審査に通らなかったら借金しているローン会社に電話して、返済が苦しいので利息を免除してほしいと相談する。ローン会社もとりっぱぐれるくらいなら元金だけでも返して貰いたいので、利息軽減に応じてくれる可能性大。場合によっては利息を0にしてくれる場合も。ただし、それ以上借りることはできなくなる。今後も借りたいのであればこの方法は避けるべき。
  5. 親とかに相談する。信頼関係次第では貸してくれるかも。

今回はこれらに当てはまらない人を対象とした記事になります。

具体的なやり方

1.銀行で定期預金をつくる。

定期預金担保貸付が可能な銀行でつくること。

借金があるのに定期預金なんかつくる金あるかという声が聞こえてきそうですが、借金返済のために働いていると思います。

給料が入りますよね。

給料が入ったら返済とか支払いとかする前にまず定期預金をつくってください。

2.作った定期預金を担保にして借りれるまで借りる。

定期預金担保貸付といって預金額の9割まで借りられる。

仮に10万円を定期預金にしたとすると9万円借りる。

借り方はATMで普通に引き出せばいい。

普通預金の残高が0円でも定期預金に10万円あれば9万円引き出せる。通帳には−で記入される。

3.借りた9万円を50万円の借金の返済に当てる。

9万円の中には毎月の最低支払額を含んでいるものとする。

4.これを5ヶ月間繰り返す。

借金の総額は変わらないが利息が安くなる。
5ヶ月間かけて利息の安い借金に借り換えしたことになる。
1時的にお金を調達できるのなら、5ヶ月よりもっと速く借り換えが完了する。
この方法だと定期預金の満期まで利息を返済しなくてもいい。

返済シュミレーション

大体カードローンの借入限度額100万以下で利息が14.5〜18%ぐらい
担保貸付の金利は銀行によって違うが0.6%ぐらい

例)
ゆうちょ銀行の貸付金利

・担保定額貯金を担保とする場合
返済時の約定金利(%)+0.25%
・担保定期貯金を担保とする場合
預入時の約定金利(%)+0.5%

貯金担保自動貸付け-ゆうちょ銀行

UFJの借入利率

担保定期預金の約定利率+0.5%

総合口座 : 自動借り入れについて | 三菱東京UFJ銀行

ここでは仮に借金の利息15% 定期預金担保貸付の利息0.6%とする。

こちらで計算させていただいた結果

プロミスの返済シュミレーション

借金50万円を利息0.6%で12ヶ月で返済した場合。41802円/月 501621円/年
借金50万円を利息15%で12ヶ月で返済した場合。45129円/月 541544円/年

1年で返済した場合4万ほど利息を圧縮できることになる。劇的な変化ではないが、地味に楽になるのではないだろうか。