2017年は酉年(とりどし)です。どうせ初詣するならゲンを担いで鳥にまつわる神社にお参りしたいところです。
ということで鳥にまつわる神社をいくつかピックアップしてみました。
伊勢神(いせじんぐう)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮(ないくう)と、衣食住の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮(げくう)を始め、全部で125の宮社から成り立っています。
日本人なら知らない人はいない言わずと知れたパワースポット。
天岩戸伝説(あまのいわとでんせつ)で天岩戸に隠れた天照大御神(あまてらすおおみかみ)を、外に出す一役を担ったことから鶏が神使とされています。その関係から神使として鶏が放し飼いされています。
鶏のほかにも広い敷地内では季節によって様々な鳥や動物を観ることができる。
一生に一度は行きたい神社ですね。
香椎宮 鶏石神社(かしいぐう けいせきじんじゃ)
香椎宮は福岡県屈指のパワースポットで狛犬の吽(うん)に触ってから立つと、「運が開ける」と言われる場所があることでも有名。
鶏石神社はその末社にあたる鶏を祀った全国でも珍しい神社。化石化した鶏を祠に祀ったのが起源と言われている。
神木「綾杉」の裏にある二つの祠の右側が鶏石神社だ。
香椎宮に訪れたらぜひともセットでお参りしたいところです。
鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)
古い時代よりフクロウが、大神様の御使い・幸福を呼ぶ神鳥として崇敬されています。境内には日本最大級の大フクロウをはじめ多くのフクロウ像があり、運気上昇・金運の福徳・パワースポットとして、全国より多くの方々が来山されます。
栃木県と茨城県の県境が神社の中央を通る珍しい神社。
天日鷲命(アメノヒワシノミコト)といわれる鳥の神様が御祭神。
日本一の大フクロウ像のほか多くのフクロウ像があることから別名フクロウ神社とも呼ばれる。フクロウを不苦労とかけて、苦労を運び去って幸福を運んでくれる鳥として祀っている。
八咫烏神社(やたがらすじんじゃ)
御祭神の八咫烏大神は建角身命(たけつぬみのみこと)と御名を称えられています。建角身命とは伝承によると、神武天皇が大和へ東遷する折、熊野の山中で停滞する一行を大和へ道案内し、天皇の勝利に貢献した「八咫烏」の化身と伝えられています。
カラスというとゴミとかを漁ったりしてあまりいいイメージがありませんが、神話では神武天皇を勝利へと導いた導きの鳥です。お参りすればあなたの人生を導いてくれるかもしれません。
三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)
子供の守り神として、「かん虫封じ」「子供の病気平癒」「夜なき」「学業成就」のご利益で知られています。他にも、虫退治の神様 として「害虫駆除」 などの御利益で知られ、通称 「虫八幡さん」(むしはちまん)とも呼ばれて親しまれています。
遣隋使の小野妹子が作ったと言われている神社。
八幡宮はもともと鳩と関係が深い神社ですが、ここ三宅八幡宮は狛犬ならぬ狛鳩はじめ、境内のいたるところに鳩があしらわれています。境内にある茶店では名物の鳩餅を頂くことができます。訪れたらぜひ食したいものです。
初うどんならぬ初そばにチキンラーメンなんてのもありかも。
良き新年を迎えられるといいですね。