音楽ストリーミングにおけるデータ通信量と必要な速度

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音楽ストリーミングサービスで音楽を聞くとどれだけデータ通信量をくうのか。またストリーミング再生にはどれくらいの通信速度が必要なのか。

1時間音楽を聞くとどれくらいのデータ通信量になるのか

利用するのは格安SIMのmineo。高速通信をOFFにして低速通信でAmazonのプライラジオを1時間ストリーミング再生してみました。

プライムラジオの音質は通信速度に合わせてくれる「自動」に設定。再生前にスピードテストで速度を測ると以下の結果に。

ダウンロード速度 0.22kbps アップロード速度 0.44kbps ping値 42

再生前に端末のキャッシュファイルを削除します。ストリーミングは次回再生をスムーズにするために、一時的にキャッシュファイルを端末に保存しています。

同じ楽曲を再生してもキャッシュのあるなしによってデータ通信量が変わってくるということです。

プライムラジオを再生して1時間後に「My Data Manager」というアプリで、「Amazon Music」アプリの通信量をチェック。結果は33.4MBとなっていました。曲によってファイルサイズが違うので30〜40MB程度になるんじゃないでしょうか。毎日1時間プライムラジオを聞くと、30日で1002MB。約1GBということになります。

今回1時間で33.4MBのデータ通信量でしたが、キャッシュファイルがあればもっと少ないデータ通信量ですみます。

ストリーミング再生に必要な速度

ストリーミング再生に必要な速度ですが動画と違い楽曲のファイルサイズは小さいのでかなり遅くても利用することができます。

今回の例でわかるように格安SIMの低速通信(200kbps)で充分楽しめます。ただし200kbps程度だと、初めの読み込みと、曲と曲の間でたまに読み込みに時間がかかったり、ジャケット写真が読み込まれないなど多少の不具合があります。

曲の読み込みが長い場合は次の曲にスキップしたり、一旦アプリを停止してから再度立ち上げると解決される場合があります。

200kbpsでも充分ですが、500kbpsくらいあればほぼ音楽を聞くのに問題無いです。

音楽ストリーミングにおすすめの格安SIM

今回利用した格安SIMのmineoですが、高速通信と低速通信の両方で使うことができます。高速通信は契約容量しか使えませんが、低速通信は無制限に使えるという特長があります。

つまりmineoであればデータ通信量を気にせずに音楽配信を楽しめるということです。低速は音楽に高速は他の用途にと使い分けられます。

mineo