使い捨てのカミソリって100均に売ってる包丁シャープナーで磨けば、刃が駄目になるまで使えるんじゃないか?こんなことを思っていた時にそいつを見つけた。その名は「レイザーピット」カミソリシャープナーだ。
使い捨てのカミソリが1年間使えるようになる。という触れ込みを信じて購入した商品の使用体験談。そして、それを使うことによって年間いくらの節約になったのかレビューします。
レイザーピットとは
使用後のカミソリの刃についたシェービングフォームや髭、皮膚の角質などの付着物を磨くことで取り除き、切れ味と清潔さを保つカミソリ刃シャープナー。
素材はポリプロピレンとゴムみたいな熱可塑性エラストマーでできている。
半永久的に使えてカミソリ代のコスト削減になり、エコにもなる。
使い方
・シェービングクリームをレイザーピットの水平面に塗る。
・カミソリをレイザーピットに軽く押し付けるような感じで、毛を剃るのとは逆方向に3、4回滑らせる。
・カミソリとレイザーピットをゆすいで洗う。
・剃刀のサイズが合えばレイザーピットに収めることができる。
体験談
私が購入した3年前は1本の使い捨てカミソリが1年間使えるという触れ込みだったと記憶しているが、楽天やAmazonを確認すると寿命が6倍〜15倍以上と控えめな表現になっている。
実際に使ってみるとさすがに1年は使えなかった。最高で8ヶ月位。ただし、私の髭が剛毛だと断っておこう。男性でたまに1週間たっても産毛くらいしか生えてこないような人がいる。こういう人は毎日使っても1年間使えると思う。
最後の方は磨いてもあまり切れ味が戻らなくて、スムーズに剃れずに剛毛の髭に引っかかる感じで剃りにくかった。皮膚を傷つけることが多くなったので新しい剃刀に交換した。
交換直後は切れ味の違いが分かりやすい。なんとか使えていたけどこんなにも切れ味に差が出てたんだと思った。
その後もずっとレイザーピットを使い続けているが、毎回6ヶ月以上もっている。
あまり長く使い続けても雑菌が繁殖したり、肌を痛めることになりかねないので、半年くらいで交換するようにしている。
レイザーピットで磨いているので、刃表面は綺麗かもしれないが、刃の裏側とかは磨けないので付着物が残っていたりする。長期間使う人は使用前と使用後に熱湯消毒をしておこう。
いくら節約できたか
シェーバーだと深剃りできなくて、使い捨てのT字カミソリを使っている。
現在使用しているのはシックエクストリーム3。これはコンビニで3本入+1本サービスのものを購入したものだが、Amazonで15本入りが757円で買える。1本あたり50円だ。
こういった使い捨てのヒゲソリを私は従来3回使ったら新しいのに交換していた。3回を超えると切れ味が悪くなって剃りにくいというのが理由だ。私はだいたい3日に1度位の間隔で髭をそっているので、年間で121回剃っていることになる。
この手の髭剃りを年間12140本使うことになる。改めて計算してみるとそんなにも使っているのかと驚いた。121本✕50円で剃刀代が6050円。これにシェービングフォーム代がプラスされる。Amazonで200gが441円。1年で何本使うかな?3本とすると、1323円。全部で7373円だ。
追記:計算間違いしていました。1本で3回使用しているので年間約40本使っていることになります。剃刀代は40本✕50円で2000円ですね。
レイザーピットを使用した場合、1本で6ヶ月もつ計算だと、年間の剃刀代がたったの100円になる。Amazonの15本入りを買ったら7年半ももつことになる。
・剃刀代(6050円)+シェービングフォーム代(1323円)=7373円
・剃刀代(2000円) +シェービングフォーム代(1323円)=3323円
・剃刀代(100円) +シェービングフォーム代(1323円)=1423円
3323円ー1423円=1900円
1年目はレイザーピット代(2977円)がかかるので2973円−1077円。
2年目以降は5959円1900円の節約になります。
年間にしたら大した差ではないですね。
人生で考えると50年、60年とヒゲを剃るわけだから、30万10万以上差が出てきます。
これを大した額じゃないと思うかどうかは貴方次第です。
まとめ
レイザーピットは刃を研ぐものじゃなくて磨くものです。だから刃の切れ味が良くなるわけではありません。維持するものと思ってください。切れ味が復活したと感じるのは、刃に残った付着物が取り除かれて、元の切れ味近くに戻っただけです。だから1番切れ味がいいのは未使用の刃です。
レイザーピットは剃刀の刃の寿命を長くする商品です。
人それぞれ髭の量や硬さ、剃る頻度が違うので同じ結果にはなりませんが、レイザーピットを使えば間違いなく剃刀の使用本数は減ります。