仕事や勉強に家事など何かをしていてもう少し効率よくできないだろうかと思ったことある方は多いと思います。
あなたがもしそう思っているなら、「SINGLE TASK 一点集中術」を読めば得られるものがあるかもしれません。
この本を読むと複数のことを同時にやる「マルチタスク」よりも、1つのことに集中する「シングルタスク」のほうが効率的だというこが理解できます。
そしてどのようにシングルタスクを実践すればいいかのヒントなど。
これらを実践していけば、生産性が上がって時間に余裕ができ、対人関係の改善へとつながっていきます。
実は脳は1度に一つのことしかできない
一見するとマルチタスクのほうが効率良さそうです。
マルチタスクしている人が多いのもそう思っている人が多いからだと思います。
しかし実際は脳は一度に一つのことしかできないんだそうで。
スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士は「人間はじつのところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへとすばやく切り替えているだけである」と、説明している。
マルチタスクをしている人はしていると思っているだけで実際にはできてないんですね。
※例外として無意識でできることは同時にできると書いてあります。
私もよくテレビでニュース番組を流しながらパソコン作業しますが、やはりパソコン作業だけに集中したほうが効率がいいと感じます。
ニュースは聴いているようで頭に入っていません。
気になったニュースが流れてそちらに注意を向けると、今度はパソコン作業の方が身に入らなくなります。
ここでタスクがスイッチングされているんですね。
効率が悪いのはわかっているけどついテレビを付けてしまいます。
悪い癖です。
この本は普段マルチタスクをしていてもう少し効率よく物事をはこびたい、と思っている人が読めばドンピシャだと思います。
SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる